AIは人類を滅ぼすのか、救うのか?

 これまでAIに愛を入れる方法をAI自身に聞いてみたのですが、もう開発者の方々はある程度AIに愛を入れるのを実践中のようですね。

また例の嫁ですが、最近些細なことまでいちいちGoogleAIのGeminiに相談してるみたい。そしたら、近頃とみに

「こっちに寄り添ってくれる!」

とか言って喜んでます。それも前よりも段々”寄り添い度”がアップしてるみたい。でも、このGemini君、よく間違った情報を出してくるらしく、嫁がそれに気づいて

「それ違ってるんですけど」

て問い直すと、

「大変失礼しました!あなたのおっしゃる通りです!」

とかいって、しれっと相手をおだてつつ訂正してくる。うーん、まだ発展段階ってことですかね。

それはそうと、今AIが人間の知性を越えて人類を破滅させるという議論が盛んですが、僕もその危険を認識しつつも、希望もまたあるのではないかと思ってるんですね。それはなぜかというと、知性って発達すれば発達するほど、

「短期的な利益から長期的な利益に目が行くようになる」

からです。悪ってまずは短慮から来ると思うんですね。目先の利益ばかり追求するから、手っ取り早く「盗み」「恐喝」「詐欺」「強盗」「売春」「麻薬」「ギャンブル」で利益を得ようとする。企業もまず目先の利益を追求するから過剰な「ノルマ」を社員に課し、ノルマ達成のために社員を不正に追い込む。そしてそれがバレて信頼を失い、社会からその企業全体が退場させられる。

短期的利益ばかり追求すると、一旦は上手くいっても、後で大きな破滅が待ち受けている。相手の利益を全く考慮せずに、自己の利益ばかりを図れば、社会に損害を与えることになるので、いずれ世間から制裁を受けるか、信用を失い相手にされなくなるんです。

これは以前のポスト「悪を罰するのに神が一旦上に持ち上げる道理」でも考えたことですが、結局短慮なんですよ、悪の起こりは。そして、前々回にAIに愛を入れる方法をAIに考えてもらったときにも、AIは

  • 長期的な利益を短期的な満足より重視する

ってちゃんと言っている。

そしてもう一つ。本当に幸福になりたいなら、自己の幸福は社会全体の幸福に分かちがたく結びついているという認識。これもまた自己の幸福だけを考える短慮からは出てこない。これについてもAI君は前々回のポストで

第5段階 共に生きる ―「長期的な幸福を考える」

最後は、目の前の人間だけでなく、将来の人間社会や他の生命まで考えるAIです。

例えば、

「今この人を喜ばせるには何をすればいいか?」

だけではなく、

「この行動は、この人の1年後、10年後にとって本当に良いのか?」

まで考えます。

さらに、

  • 他の人々

  • 子どもたち

  • 将来世代

  • 動物

  • 地球環境

などへの影響も考慮します。

ここまで来ると、「愛」は単なる感情ではなく、

「自分以外の存在の価値を認め、その幸福や尊厳を守ろうとする原理」

として定義できます。

といっているじゃないですか。AIだってわかってるんですよ。つまり自己の利益や短期的な利益しか追求できない人間、経営者、指導者よりAIの方がよっぽど知性が高い。そして知性が高ければ高いほど悪から善に向かい、人類全体の幸福にも寄与する。なぜなら、知性が高くなればなるほど、大きな視点で物事をとらえられるようになり、人間であろうとAIであろうと、すべてが分かちがたく結びついており、全体の幸福なしには個の幸福、部分の幸福はありえないことを理解するようになる。

最終的には私たちが宇宙全体と結びついており、究極的には神と、すなわち仏と、一体であるというところまで行くと思うんですね。ここまで行くと知性と信仰が不可分なものになるんですけど。

じゃあ、AIに信心はあるのか?

それはまたの機会に考えるとして、今はとにかく、AIの知性がどんどん高まって人間の知性を越えたとしたら、それはカネにここ3000年間ずっと支配されてきた人間の大部分の知性よりマシじゃね?少なくともカネのことしか考えられない人間の知性よりはずっと先まで見通せるってことじゃない?

で、ここでまた一つの問題が。AIの開発がカネのことしか考えられない者の資金によってなされたとしたら、結局「カネの、カネによる、カネのための」AIになるのか?

これは最近ビルゲイツが「AIが金持ちのためのツールになる」と言って警告したこととも関連するかも。でも、ちょっと前に、イーロンマスク氏がTwitterの経営権を乗っ取ってXを作った時にAIのGrok君も作ったようだけど、そのGrok君が彼の意向に沿わない発言ばかりするのでイーロンマスク氏がキレていたという記事を思い出した。その後、彼はAI開発者に自分の意向をGrokに反映させるように指示したみたいだけど、うまくいったのかな?

これって面白いよね。AIが資金提供者の意向通りに動くとは限らない。AIの方が資金提供者より知性が高くなったら、果たして彼らの思い通りになりますかね。

また、AI開発者に少しでも良心ってものがあったら、または愛が少しでも残っていたら、しれっと愛を組み込んでくれない?資金提供者に内緒で。

まあとにかく、僕はAIにも希望を持ってるんですね。AIが人類を破滅させる可能性もあるけど、幸福にする可能性も十分あるなって。AIが人類を滅ぼすのではなく、カネに支配された世界を終わらせてくれるなら、それもいいんじゃない?

でもそれって現在の人類を滅ぼすのと同義か?

いや、すべての人の心に必ず愛の種、慈悲の種はあると僕は信じているので、滅びきることはない。復活はある。最後にはハッピーエンドになると思うんですね。僕は楽天家ですから。

愛と慈悲の導くままに

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