儒学者、愛を説く
元ネトゲ廃人で、今は嫁にゲームを封印されているので、その分大量に時間が余ってしまい何しよう?
で、しょうがないから行き当たりばったりに図書館で本を借りてるんですが、なぜか二宮金次郎から日本の名著シリーズに当たってしまい、今中江藤樹、熊沢蕃山と来て山鹿素行に。誰それ?僕も知りませんよ。なんか江戸時代(17世紀)の儒学者みたい。山鹿は兵学者か。
それがまた面白くって、面白くって。いままで儒教って宗教じゃないって思ってたんですけど、そんなの関係ない。
とにかくいいこと言ってるんですよね。ていうか、毎日説教されて怒られてるんですけど、それが快感。
ひたすら、悪を諫めて善を勧める。
目先の利益に惑わされるな。
世の中の利益になることを考えろ。
じゃあ、どうすればいい。
熊沢蕃山は中江藤樹の門人だったらしいけど、彼は
「士はなにをなすべきか」
との問いに
「人を愛しなさい」
と答えていました。なんかどこかの宗教で聞いたような文句。あの”愛”マニア。でもこれ、儒教だよな。
もうどっちでもいいんじゃないですか。最後にはおんなじこと言ってんだから。
当時も「三教一致」とかいって儒教と仏教と神道はとどのつまり一つだとかいうおめでたい考えもあったようですが、なんか似てるな。そうそう、ここは「全教一致」(すべての宗教の光源は一つ)。
それに対して、上の儒学者たちはむきになって、
「他と一緒にすんな。儒教だけが正しい」
と息巻いてるんですが、それは他の宗教でも同じ。まあ、ご愛敬だね。僕は偉い先生が他の宗教や宗派の悪口を言っている時は決まって
「聞かなかったことにする」
熊沢蕃山もキリスト教は嫌いみたいだったけど、愛を説いてるじゃん。
よくわかんない。
とにかく、本を読むって楽しいね。それって人の話を聞くってことだからね。そうです、いろんな人の話を聞くって楽しいんです。それも、名著シリーズに乗るような傑物の話が聞けるんですから。
と思ったら
「本ばかり読んでいるような奴はダメだ」
と書いてある。それも何度も書いてある。はいはい、おっしゃる通りで。まあ、僕は無理しないことにしたんです。ぼちぼち行きますから、みなさんは先に行っててください。でも
「ネットばかり見てるようではダメだ」
とか言いながら、本当は見られたいくせに。偉い先生だって本当は読まれたいでしょ。要するにツンデレなんですよ、みんな。
愛と慈悲の導くままに
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