アニマルウェルフェア(動物福祉)
前回は人とイネの関係について考えましたが、それは人と動物(家畜)の関係についても当てはまるのかなあと思ったので、今日はそれについて考えてみたいと思います。
人はイネを食料として栽培してますが、イネから見ると、人に栽培させることによって自己の種を繁栄させているとも言える。人を利用して野生の植物に比べて圧倒的に自分たちを増やすのに成功しているわけです。人はほとんどイネの奴隷だったりして。少なくともイネはそう思っているかもよ。
ではウシはどうか。
人にミルクを供給するかわりに、人に自分たちを肉食動物から保護させて、他の野生の哺乳類がどんどんその数を減らしてきたにもかかわらず、自分たちだけはその数を増やしてきた。圧倒的に増えている。人はウシを飼いならしたつもりで、実は利用されていたりして。人はウシのしもべ?実際インドではウシは神様だし。
ニワトリも卵を供給する代わりに、人を利用して数を増やすのに成功している?
ヒツジは毛を人に供給する代わりに、人の保護のもとで数を増やしてきた?オーストラリアでは人の数よりヒツジの数の方が多いでしょ。
でも、家畜は肉として殺されて食べられる場合もある。それはかわいそうだけど、それで数が減ったかと言うと、それどころか数は増えてるでしょうね。食べるためにも人は彼らを減らさないように、というか、それどころか一層増やそうとしてきた。結局食べられる以上に増えてるね。それはイネの場合と同じ。
じゃあ彼らは幸せかというと、そこが問題。
これまで肉食獣に捕食されるのにおびえながら生きることはなくなったのは彼らにとってもいいことでしょう。エサの心配もない。それを心配するのは人の役目。しかし、ブロイラーみたいに狭いところにぎゅうぎゅう詰めにされたら、ストレスでとても幸せとは言えない。
でも、家畜にストレスがかかると、免疫力が落ちてすぐ病気になりやすくなる。鳥インフルエンザなんかその典型で、一気に何万羽も処分される。それって人にとっても大損失じゃないですか。また、ストレスの少ない平飼いの卵の方が美味しい。
結局、動物にストレスがかかると病気になりやすいし、味も落ちる。
やっぱり動物も健康でストレスのない環境の方が、免疫力も高まり病気になりにくいし、味もいい。
今、アニマルウェルフェア(動物福祉)が言われるようになってきたけど、それって動物のためであるようで、その結果はそのまま人に跳ね返ってくるんじゃないですか。つまり動物の幸せが人の幸せにつながっている。逆に言えば、いくら家畜だからと言って、彼らが不幸だとストレスのせいですぐに病気で全滅したり味が落ちたりして、人間も不幸になるんですよ。
わたしたちはみんなつながっている。それは人同士だけでなく、地球上の生命すべてがつながっている。そして地球は宇宙とつながっていて、その先は・・・
愛と慈悲の導くままに
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