投資は人の心を蝕む

 投資は人の心を蝕みますね。

自分は株もやりましたし、外貨預金もやりました。もう相場が気になって仕方がない。まず朝起きたらすぐ相場をチェック。電車のなかでもかならずチェック。仕事中でもついついチェック。昼休みは当然チェック。休憩時間ももちろんまずはチェック。帰りの電車でも真っ先にチェック。夕食時にも相場をチェック。寝る前にも絶対チェック。つまりは四六時中相場をチェック。

もう完全にカネに心が支配されている状態。

なんかあるものに似てるなって今思ったんですけど、そうそう、ネトゲ廃人だった時の自分の心の状態と同じ。あの時は四六時中ゲームが心を占めていた。そして、投資をしたら、カネに心が占拠される。

つまりは、中毒なんですね。どちらも。

株はデイトレだったんでそうなるのも当然ですけど、外貨預金は1年ものの定期預金なんですよ。ドル建ての。それなのに四六時中為替相場が気になってしょうがない。

いくら投資で儲けたとしても、四六時中相場が気になっていたら、旅行に行っても、遊んでいても、せっかく楽しい予定をたてても、心がついついカネの方に行っちゃって心底楽しめない。

これって、結局人生の大損じゃないですか。いくら投資でカネが増えたって、魂がカネに支配されてしまい、四六時中カネの事しか考えられなくなっているんですよ。人間の心が、人間の精神が、人間の魂が、損をしている。

今はドル定期も解約したので、もう外貨預金の残高はありませんが、それでも為替相場をついついチェックする癖が抜けない。まだ中毒症状を引きずってるんですよ。

投資は人の心を蝕みます。

投資やめますか、人間やめますか、って感じ


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