悪魔は”やられ役”

 結局、自分の心の中にいる悪魔はどこから来たんだろう、と考えると、それは「神から来た」と考えるしかなさそうです。

神に背くのが原罪だとして、人類を神に背かせたのは神なのですから。神が人類を

「かたくなにされた」

のです。あらゆるものの創造主であらせられるのが神なのですから、あらゆるものは一切、神の支配下にある。つまり人間も悪魔も神の支配下にある。

結局、悪魔って神に命じられた”悪役”なんですよね。そして最後は正義にやられて、神の栄光が輝きだすための

”やられ役”

なんです。映画でもそうじゃないですか。そして悪役が強ければ強いほど、悪ければ悪いほど、クライマックスで正義によって倒されたとき、観客は歓喜し、感動するわけです。

今もってこの世は悪に満ちているなあ、希望はあるのかなあ、って絶望しかけても、それは神のシナリオなんじゃないですか。きっとものすごいどんでん返しが、感動のクライマックスが待ってるんですよ。

僕はそれがどんなクライマックスなのか、楽しみなんです。生きているうちに見られるかはわかりませんが。人生せいぜい100年、でも宇宙は138億年ですからねえ。でも、きっと見れると思うなあ。自分の心の中にある神は、仏は、永遠なのですから。


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