「カネの、カネによる、カネのための政府」

 

人類がいつからお金に支配されるようになったのか

まずは近代の資本主義を思い浮かべるかもしれません。

資本主義とはいいますが、資本って何ですか。

お金ですよね。

つまり「お金主義」ではないですか。

よく社会主義との対立イデオロギーで資本主義とか言われますが、お金と社会とどっちが大切ですか。

社会に決まってるじゃないですか!

それなのに、どこかの国の指導者は悪の代名詞のように「社会主義」という言葉を使っていませんか。いわく、「・・・は社会主義だ。(だからダメだ)」

そりゃー自分が大金持ちだから、つまりお金の申し子だから、そういいますよね。その取り巻きの面々もスーパー大金持ち(自己資産数十兆円!完全に意味不明)なんだから、もう止まりませんよね。

「人民の、人民による、人民のための政府」(リンカーン)のはずが

「カネの、カネによる、カネのための政府」(某指導者)

になってしまいました。

本当にこれでいいんですか。

(なお、「人民の」の部分は、「人民を」と訳すべきかもしれませんが、日本語的にはこっちの方が分かりやすいのでこのままにしておきます)

なので、僕は資本主義より社会主義のほうが100倍マシだと思っているのですが、じゃあマルクス主義者かというとそういうわけにはいかない。なぜなら、マルクスは宗教を否定しているからです。いわく

「宗教は大衆のアヘン」

祈りのブログを書く者として、これは認めるわけにはいきません。

でも、だからといって、資本主義、すなわち「お金主義」が正しいとは全然思わないのです。

そして、お金が人の心を支配するようになったのは、つまり、人がお金の虜となってお金中毒、そしてお金廃人への道を歩むようになったのは、実はもっと古い。近代の資本主義の勃興よりももっともっと古いのです。

ではいつ頃かというと、それは次回考えたいと思います

愛と慈悲の導くままに

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